レーザー脱毛

レーザー脱毛の利点、安全性、効果、
レーザー脱毛が可能な箇所など。


レーザー脱毛とは

脱毛法の1つ「レーザー脱毛」は、レーザーの光が、その波長に応じて特定の色に吸収されるという特性を生かし、永久脱毛したい箇所の皮膚にレーザー光線を照射し、毛の成長期に生じるメラニン色素(黒や茶色)にそのエネルギーを吸収させて、毛・毛根、またその周辺組織にダメージを与えて、脱毛させる方法です。

ただし、メラニン色素は毛の成長期にのみ多くなるので、成長期以外の毛・毛根にはレーザー脱毛の効果はありません。
そのため、レーザー脱毛は1回の処置のみでは効果が薄く、複数回行うことが必要になります。
皮膚のダメージ回復と毛の成長サイクルの点から、顔のひげでは1ヵ月ごと、他の身体の箇所では2ヵ月ごとに、おおむね施術を行うとのことです。

また、レーザー脱毛は日本で開始されてから年月が浅い(10年を経過していない)ため、永久脱毛といえる効果があるかどうかは、現状では結論が出ていないそうです[1]。

レーザー脱毛で用いるレーザーは、波長約700nm〜約1000nmで、インターネットでレーザー脱毛を手がけている病院のサイトを見ると、アレキサンドライトレーザー(755nm)やダイオードレーザー(800nm)がよく使われているようです。
(信頼性が高いと言われるレーザー照射装置の1つとして、FDA(米国食品医薬品局)の認定を受けている「GentleLASE」があります。)

このレーザー脱毛における皮膚へのレーザーの照射には、医師免許が必要とされていますが、実際にはエステサロンなどでもレーザー脱毛の施術が行われていたり、自分でレーザー照射を行うための器具が販売されています。
しかし、エステサロンや市販のレーザー照射器具は、医療機関で行われるレーザー脱毛(特に「医療レーザー脱毛」と呼ばれる)に比べて出力が低いため、十分な脱毛効果が得られないという意見もみられます。
(医師法に違反しないようにするためらしい。)[1]
また、医療機関ではないエステサロンでのレーザー脱毛では、火傷などのトラブルに対応できないので、レーザー脱毛を行う場合は、病院で施術してもらうのがより安心といえそうです。

ちなみに、このレーザー脱毛の基礎となっている理論は、ハーバード大学の皮膚科教授・ロックスアンダーソン博士が1986年に発表した「選択的光熱凝固理論」が基礎になっているとのことです[2]。

参考:
レーザー脱毛 - Wikipedia
大田原赤十字病院
 http://www.ohtawara-jrc.com/03/laser.html
[1]日本美容医療協会トップページ
 http://www.jaam.or.jp/before/FAQ_laser.html
[2]【口コミ事典】 医療・レーザー脱毛ってどう?
 http://www.kingdom.or.jp/nanchie/html/10/02_04.html
[3]酒井形成外科 > レーザー脱毛の理論
 http://www.sakai-keisei.com/laser/laser1.html


レーザー脱毛の利点

レーザー脱毛の利点としては、まず脱毛する箇所を選ばないことがあります。
レーザー照射による永久脱毛では、ほぼ全ての身体の箇所を脱毛できるとのことです。
(ただし、アザやシミ、、ビキニラインの股間部や乳輪、強い日焼けなど、色素沈着が起こっている部位は、レーザー脱毛はできません。
日焼けの場合は、時間が経って皮膚の色が薄くなってくれば、レーザー照射による脱毛が可能だそうです。)

また、レーザー脱毛で使用するレーザー照射器具のヘッドの大きさは直径10mmで、その範囲内の毛根には、1度のレーザー照射でダメージを与えることができ、さらに皮膚の表面に出ていない毛根も破壊することができます。
そのためレーザー脱毛では、電気針を用いた脱毛法よりも施術の回数が少なくて済むとのこと。
また、レーザー照射時に感じる痛みも、電気針脱毛の1/5〜1/10ぐらいで済むとのことです。
(「輪ゴムでぱちんとはじくような痛み」や「つまようじで刺すような痛み」と表現される。)
ただし、毛の濃い場所や毛根が深い場合は、十分な脱毛効果を得るためにレーザーの出力を高めるため、痛みが強くなるようです。

加えて、レーザー脱毛で使用するレーザーは、アザやシミ、ホクロなどのように色素に反応するものなので、皮膚の表面にダメージを与えることは非常に少なく、またレーザー光線は皮膚を通り抜けないので、身体の中の内臓などを傷つけることもないそうです。

参考:
「レーザーによる永久脱毛」について…:美容外科Q&A:美容WEB
 http://www.kirei.com/qa/1997122400002.html
日本美容医療協会トップページ
 http://www.jaam.or.jp/before/FAQ_laser.html


レーザー脱毛は安全か

レーザー脱毛の中でも、病院でのレーザー脱毛(医療レーザー脱毛)ではなく、家庭用レーザー脱毛機による脱毛処理や、エステサロンでのレーザー脱毛では、皮膚障害や熱傷などを負ったという相談が、消費者センターに寄せられるケースがあったとのことです。
(レーザーではなくフラッシュランプを使った脱毛施術でも、同様の相談が寄せられているとのこと。)
例えば、平成13年4月〜平成16年3月に東京都内の消費生活センターへ寄せられた、レーザー脱毛に関する相談件数は39件だったそうです。
ただ、これはレーザー脱毛自体の安全性の問題と言うより、施術者等に要因があるのかもしれません。
施術者の知識・技術レベルや、例えばルミナス社製「Light Sheer」ダイオードレーザーやキャンデラ社製「Gentle LASE」アレキサンドライトレーザーといった、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)の認定を受けたレーザー照射装置が、医療機関のみに使用を許可されていることを考えると、基本的には医療レーザー脱毛を受けることが、万一の場合の治療を受けられるなど、安全性が高いと考えられるようです。
(もちろんサロンにしろ病院にしろ、信頼に足るかどうかは、実際には個別に判断することが必要になるとは思われますが。)

また、レーザー脱毛を受ける場合に気をつける点として、施術前には皮膚を保湿する、日焼けは避ける、施術当日の入浴は避ける、等の点があるとのことです。

参考:
エステティックサロンにおけるレーザー脱毛機等の安全性向上を要望!|東京都
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2004/08/20e8b200.htm
脱毛 - 医療レーザー脱毛 - アンジェクリニック [ 美容整形 : 美容外科 美容皮膚科 脱毛 ]
 http://www.ange-c.jp/laser/index.html
レーザー脱毛 - Wikipedia


レーザー脱毛の効果

レーザー脱毛は、毛根のメラニン色素にレーザー光線の熱量をごく短時間蓄積させ、その熱量で毛根を破壊することで、脱毛効果を実現します。
このメラニン色素は、毛の成長サイクルのうち「成長期」のみに存在するもので、また毛の成長サイクルは全てが同じではありません。
そのため、レーザー脱毛による十分な脱毛効果を得るには、(脱毛する箇所によって異なりますが)1〜2ヶ月おきに、3回〜8回程度の施術が必要とのことです。

またレーザー脱毛は、日本での普及が始まったのが2000年ごろと、まだ10年も経過していないため、その脱毛効果が「永久脱毛」と言えるものかどうかは、まだわからないとのこと。
レーザー脱毛経験者のクチコミを見てみると、何年間も毛が生えてこないという場合や、一方でまた生えてくるというケース、毛が少し残っているケースなど、レーザー脱毛の効果には個人差があるように感じられます。

参考:
酒井形成外科 > レーザー脱毛の理論
 http://www.sakai-keisei.com/laser/laser1.html
【口コミ事典】 医療・レーザー脱毛ってどう?
 http://www.kingdom.or.jp/nanchie/html/10/02_04.html
【口コミ事典】 永久脱毛をされた方、効果はどうですか?本当に永久なの?
 http://www.kingdom.or.jp/nanchie/html/10/02_09.html


レーザー脱毛が可能な身体の箇所

レーザー脱毛の中でも、医療機関で行う医療レーザー脱毛では、顔(口ひげやあごなど)、うなじ、背中、胸、脇、ビキニライン、陰部、手や足の指などのように、身体の箇所や毛の濃さに関わらず、脱毛処理が可能とのことです。
ただ、個人個人の毛質・肌質に合わせ、複数の種類のレーザーや照射機器を使用するなどの工夫が行われている病院もあり、医療機関によってレーザー脱毛にもある程度の個性があるようです。

参考:
精美スキンケアクリニック:医療レーザー脱毛
 http://www.seibi-skincare.com/laserdep/index.html
脱毛│精美スキンケアクリニック
 http://www.seibi-skincare.jp/datumou/
医療レーザー脱毛 診療案内|美容外科の城本クリニック 宮崎院
 http://www.sc-miyazaki.com/sinryo/07laser/index.html